金山城跡歴史散歩その2
濃霧となった11月20日(日)、2回目となる「金山城跡歴史散歩Ⅱ」が実施され、今回も12名の方に参加いただきました。講師も同じ金山城跡ガイダンス施設の宮田毅氏、金山城跡発掘・研究の第一人者(日本考古学協会員)。今回は、金山モータープールから西城を経由してぐんまこどもの国まで下り、かつての古戦場となった長手口から井戸沢、根本山、観音山、そして、“白米城伝説”の残る「長石」の見学を経て、前回の終点、新田神社裏に戻る「金山城の北の守り」を巡るルート。金山全体が要塞という言葉どおり堀切がいたるところにあり、その周辺には大小の出丸(曲輪)が整備され、難攻不落を誇った理由がよく分かりました。
金山モータープールに参加者全員が集合
自然の地形を利用した出丸建設の跡
ぐんまこどもの国 長手口の石標
長手口
長手口からの風景
いたるところにある堀切が敵の侵入を防ぐ
観音山山頂付近
根本山山頂
こどもの国から途中参加の家族連れも
かなりの急斜面も一生懸命に
長さ37mの柱状の凝灰岩が急斜面の地表に露出している「長石」(緑色の部分)
この場所から米を流し、遠方から見ると水が豊富にあるように見せたという
長石から新田神社裏まで凡そ80mを一気に登る
新田神社裏にある廃城の印(石垣の角が崩されている)