小説「妙印尼輝子」完成！
一般社団法人地域創生支援機構の最初の仕事は、絶版状態にあった地元作家の描いた戦国時代末期の金山城を舞台にした歴史小説「妙印尼輝子」の再刊行でした。著者である故・浜野春保氏の弟さんにお借りした初版本をスキャンしてPDFに変換し、さらにOCRでテキスト化してのデータ作成業務は、縦書き、旧字体という二重苦もあり思った以上に難航しました。当時は、おそらく写植機での版下製作だったと思います。「写研」「モリサワ」の懐かしい時代です。初版本を忠実に再現したいという思いから、行数、字数、改行までは再現しましたが、残念ながら書体までの再現はできませんでした。旧字体の有無で書体を変更するたびに文字化けが発生し、何度も修正することに…。ともあれ、小説「妙印尼輝子」が完成し、納品されました。さぁいよいよこれからが本番です。でも、誤植が心配…。
